ずっと前に録画しておきながら今頃見たNHK『プロフェッショナル』。吉田都さんという、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルの彼女の引退公演に向けた日々。いろんなバレエ団のVTRを見てみたけど、やっぱり吉田都さんの踊りは気持ちいい。この人の踊りを生で見たかったなあと思う。
何度見ても見飽きない。見るたびに涙が出て、私の心の奥にある「触れたくない扉」をこじ開けられた気がした。これは放送日に見るべきではなくて、この時点でみるべきだったと本当に思う。本当に向き合うものは、これだった。
少し開いた「触れたくない扉」は、また違う番組で大きく角度をかえた。NHK『ラストデイズ』。松田優作×香川照之。きっかけは今最も気に入っている俳優の西島秀俊さんがナレーションをするってだけで録画した(苦笑)。あ、1月2日に『チーム・バチスタ』の速水先生がまた見られるらしくて、すごい期待してる。で、西島秀俊だし、香川照之も素敵な俳優さんだし、って軽い気持ちで見た。ところが思わぬエネルギーだった。出自の負のエネルギーについて、同じようなバックグラウンドを持つ俳優さんが、負であるからこそ、それを演技のエネルギーに変えていく。
そっか、それでいいんだって。安心した。これまた違う意味で涙が出た。
私たちの世代は、どこかでやっぱり負から出発している人が多いと思うんだよね。出発してなくても何かの負のエネルギーはどこかに持っていると思う。バッチフラワーエッセンスのカウンセリングをしていても「私たちの世代はそうでしたよね」って言う事が多い。明らかに今の子ども達とは環境が違う。
それが悪いことじゃなくて、それを踏み台にしていくことでいいんだなって、とても深いところで勝手に共感した。で、バレエ踊る人もいれば俳優やってる人、陶芸や音楽や運動やPCや、結局はみんな何かで自分自身を表現しているんだなって。
2つの番組を2010年の締めくくりのように見れたことは、私の中で「終わったな」って感じがして、新たな方向へやっぱり向かうべき作業だったんだろうなと思う。私のの表現はやっぱりこれだろうなって感覚的に。来年は私の「片足で立つ」事を、誇りを持って、堂々とやっていけるような気がします。








